約50ヘクタールの広大なぶどう畑を所有しているカザーレ・マルケーゼは、フラスカーティDOCG地域の中心に位置しており、ローマやトゥスクルムの素晴らしい景色を一望できます。また、この地域は長い年数を経たオリーブの木も混在しています。土壌はこういった栽培にうってつけの火山質であり、丘陵構造のおかげで排水や日光も最適です。

とても古くからこの地でぶどうは栽培されてきました。B.C.230年にトゥスクルムの有名な民間政治家で「検察官」と呼ばれていたマルクス・ポルキウス・カト・ケンソリウスは地元の国民に、この地で栽培することを助言しました。それはこの地が”optima loco”(ラテン語で最高の土地という意味)だったからです。こうしてこの地が、ワインというものが世界で初めて生産された土地の一つとして知られることになりました。フラスカーティDOCは、ローマの中でも「カステッリ・ロマーニ」と呼ばれる丘陵地域で生産されます。領地はかつてトゥスクルムのあったモンテトゥスコロのふもとに位置し、現在はフラスカーティという原産地呼称を許された町となりました。

このワイナリーの栽培技術は環境への配慮と社会的常識を尊重し、高品質のワイン醸造の原則に従って採用されました。カザーレ・マルケーゼの広大なぶどう畑では主にコルドン式の短梢剪定の方法をとっており、1ヘクタール4千~5千の高い植樹密度にしています。これはひとつの幹から取れる少ない房の化学物質の性質をしっかり凝縮することに役立ちます。さらに補足された生産規律は環境への影響が少ないものだけを使用するという栽培に適応させています。

カザーレ・マルケーゼのぶどう品種のヴァリエーションは、大体が伝統的なフラスカーティ製品のもので、品種は以下の通りです。マルヴァジア・プンティナータ、マルヴァジア・カンディア、トレッビアーノ・トスカーノ、グレコ、ボンビーノ、ベッローネ。

最近では外国産のシャルドネやメルロー、カベルネソーヴィニヨン、カベルネフランなどの栽培も行っています。