カザーレ・マルケーゼは、1301年の5月にローマ教皇のボニファティウス8世の証書によって、アンニバルディ家の領地として姿を現しました。その後カヴァリエーリ侯爵家の当主エミリオ・デ・カヴァリエーリが継ぎました。彼はB.C.500年から続く音楽一家のエミリオ・オルシーニ・デ・カヴァリエーリ家の最後の子孫でした。

カザーレ家の再構築は1713年に実現し、現在の状態となりました。この年、八角形の古い礼拝所を捧げました。1800年に元はオルヴィエートの貴族階級だったカルレッティ家が所有権を持ちました。

現在の所有者の曽祖父であるアレッサンドロは新しいブドウ畑を設備し、オリーヴ畑の面積を広げるなどをして活気ある農業の会社にすることに貢献しました。また、この辺りの土地は昔から権力者の別荘地としても知られています。

祖父であるジュゼッペはワインセラーや古い地下貯蔵庫を新しく作りました。その地下貯蔵庫は凝灰岩を掘ったもので、温かい季節の間はそこにワインを貯蔵します。また、父のサルバトーレ・マリアは1980年代末にセラーを広げ、「カザーレ・マルケーゼ」の商標が入ったボトリングを始めました。これはデザイナーのヴァレンティノ氏の監修を受けてミラノの広告代理店の協力のもと作られたもので、このラベルは現在も使われています。

そして現在は、彼(サルバトーレ・マリア)の息子であるアレッサンドロとフェルディナンドによって運営されています。

兄のアレッサンドロは芸術愛好家と協力して進めている18世紀の道の修復の管理運営や、考古学のコレクションをプライベート博物館として関係者や訪問者に展示することなどに貢献しました。

弟のフェルディナンドは農業研究者であり、会社の管理や最先端のテクノロジーをもとに、ワインセラーの修復などに貢献しました。

こうしてどちらも、彼らの先祖であるカルディアーニ・クレメンテとルドヴィコ・ミカーラの各々に捧げる新しいワイン、「il Clemens」と「il Rosso Eminenza」を作り上げました。